4-4. アラームの更新

4-4.1 手動更新

一度に取り込まれてcloudissに設定されるイベントは、現在日から一週間分に限られるため、それ以降のイベントを設定するためにはアラームの更新を行う必要があります。

カレンダーの利用中に表示される、カレンダーアラーム一覧画面の右下の更新ボタンをタップすることで、 その時点の日から一週間分のイベントがカレンダー設定に従ってcloudissに設定されます。 Googleカレンダーでイベントの時刻やタイトルを変更して、その変更を反映する場合も更新ボタンが利用できます。

手動更新を行うには、インターネットとcloudissの両方に接続している必要があります。

4-4.2 自動更新

cloudissアプリは、以下のタイミングで自動的なアラームの更新を試みます。

  • 最後に更新してから長期間経過した状態で、アプリを起動もしくはcloudissと再接続した。
  • 最後に更新した時点のiPhoneのタイムゾーンと異なるタイムゾーンで、アプリを起動もしくはcloudissと再接続した。
  • アプリがバックグラウンドで動作中に、不定期にiOSにより起動された。

これらのタイミングでインターネットとcloudissの両方に接続していれば、その時点から一週間分のイベントがアラームとして設定されます。

また、iPhoneの設定でアプリへのプッシュ通知が許可されている場合、サーバからのプッシュ通知をきっかけとして自動的に更新を行います。 プッシュ通知は以下のタイミングで行われます。

  • 利用中のGoogleカレンダー上でイベントの追加・削除・編集を行った数分後。
  • 長期間更新を行ってないアプリに対して、一日一回定期的に。

プッシュ通知を受信したアプリは、その時点でcloudissと接続していれば、即座にアラームを更新します。 接続されていない場合、次にcloudissと接続したタイミングでインターネットに接続していればアラームを更新します。

なお、アプリがバックグラウンドで動作中、自動更新によりcloudissに設定されるアラーム時刻が変更された場合は、メッセージが画面に表示されます。

4-4.3 自動更新に関する注意事項

自動更新は定期的、もしくはGoogleカレンダーの変更の度に行われるため、 手動での更新を行うことなくカレンダーの状態をcloudissに反映し続けることが可能ですが、 下記のような複数の要因により正しく実行されなくなります。

  • マルチタスク画面から手動でアプリを強制終了した。
  • 長時間アプリを利用しなかった、もしくはiPhoneのメモリが不足した等の理由で、iOSによりアプリが強制終了された。
  • プッシュ通知の行われたタイミングでiPhoneがインターネットに接続していなかった。
  • プッシュ通知がAppleのサーバ、またはiOSにより予告なく破棄された。

アプリが強制終了された状態では、一切の更新が行われません。 定期的にアプリを起動してcloudissに接続することで、自動更新が行われやすくなります。

また、長期間インターネットに接続していなかった場合や、カレンダーの変更後メッセージが長時間表示されない場合は、 プッシュ通知がアプリに届いていない可能性があります。このような場合は、手動更新を行ってください。